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指原莉乃 ”HKT王国”の意味(総選挙分析ライター)

2014-10-29 13:00:00 | 分析系 メンバー
指原莉乃 ”HKT王国”の意味(総選挙分析ライター)


AKB48G総合プロデューサー秋元康氏・・「もう指原は”HKT王国”ができている感じがする
HKT48 指原莉乃・・「ちょっとずつですけれどもね」


冒頭の秋元氏と指原のやり取りは、10月22日のANN(オールナイトニッポン)「緊急動議。指原はAKBに戻るのか?」という特集での秋元氏と指原の会話の一部分である。
指原莉乃「AKB復帰を明確に否定」 141028

この秋元氏がなにげに使った”HKT王国”という言葉が重要である。

日本は古代から天皇制なので日本は西洋諸国に歴史上現れた”王国”ではないと筆者は認識している。”王国”には絶対的な権力を持つ”王”がいる。日本で西洋諸国の”王”に匹敵する強大な権力を過去持ちえたのは戦国武将の『織田信長』という解釈をする人がいて、過去NHKが大河ドラマで津本陽氏原作の「下天は夢か」を放送したとき(1989年)、番組最初の映像には信長を「King of Japan」と表記していたのを覚えている。

筆者はその映像を初めて見たとき、そうか、信長はもし明智光秀に殺されなかったら、その当時のすべての規制権力を打ち壊して新しい日本を創り、日本の歴史上初めて西洋諸国でいう”王”になっていたかもしれないと思った。

まあ、これほどまでの絶対権力を念頭に置いた”王”の概念は筆者だけの解釈かもしれないので、秋元氏がそういう意味で”HKT王国”という表現を使ったとは考えていないが、それでも”王国”と言う以上”王”がいる。そのHKTの”王”とは誰なのか? HKTの支配人の「尾崎さん」を指しているとは思えないし、秋元氏と指原の会話の文脈からしてもHKTの”王”とは指原を指していそうだ。

嘗て、AKBの前田敦子、大島優子がいた時でさえもAKB王国という表現は使われなかった。今現在の渡辺麻友のAKBも松井珠理奈のSKEも山本彩のNMBも然りである。

だが、今、秋元氏はあえて「もう指原は”HKT王国”ができている感じがする」と言っている。筆者が言うような絶対権力を保持している”王”という意味ではないにしてもである。(指原に人事権は無いと常日頃秋元氏は言っている)

では、秋元氏が使った”HKT王国”の”王”とはどんな”王”なのか?

AKBの前田敦子、大島優子、渡辺麻友、SKEの松井珠理奈、NMBの山本彩はそれぞれのグループのメンバーを代表するトップアイドルだがメンバーの一員である。

一方、HKTでは”王”と言われる以上、指原はメンバーの一員ではある(もちろんトップアイドルでもある)がメンバーと同列ではなく、1段も2段も上でなくてはなくては”王”とは呼ばれないはずだ。それは何なのか?

そういうふうに考えたときの指原の”王”と呼ばれる仕事や能力は、指原がHKTに移籍直後行ったHKTのメンバーと運営の風通しをよくしたり、衣装を含めたメンバーの待遇の改善をはかったり、HKTメンバーのきめ細かな教育指導をしたり、TV等の番組でHKTメンバーの紹介をしたり、HKTメンバーをTV局等のスタッフや出演タレント(芸能人)に紹介したり、HKTメンバーを雑誌に紹介したり、HKTのコンサートのセットリストを作ったり、曲のダンスの振付を自ら頼んだり、コンサートの現場でメンバーを指示したり、自ら出た番組でHKTの宣伝や紹介をしたりするというあらゆるマルチな活動(もっとあるだろう)、すなわち支配人兼プロデューサーというメンバーの域をはるかに超えた仕事をこなしてHKTメンバーを引っ張っていくリーダーとしての仕事・能力とHKT48そのものの認知度と人気を上げていくプロデューサー(経営者)の活動・能力だろうと思う。

これらは前田敦子、大島優子、渡辺麻友、松井珠理奈、山本彩は表立っては行っていないのでそれぞれのグループのメンバーを代表するトップアイドルではあるが”王国”の”王”ではないのである。仕事の質、活動のレベルが違うのである。


秋元氏は2年前のANNで指原にHKT移籍を命じた翌日(12年6月16日)のグーグルプラスに「指原莉乃のHKT48への移籍について」という文章を投稿してその中で以下のようにしたためた。

「ファンのみなさんにせっかく4位にしていただいた指原ですが、どこまで“ヘタレ”なのでしょう。肝心なこの時期に…。でも、それが指原なのです。
そのうちにグループ最強のHKT48を率いてやって来るかもしれません。
あるいは、グループ最強のHKT48に紛れてやって来るかもしれません。
AKBで一番“期待に応えないメンバー”指原莉乃を温かく見守ってやってください。」

あれから2年たって指原は「AKBで一番“期待に応えないメンバー”」どころか、翌年の選抜総選挙でトップをとるほど多くのファンに応援されたうえに、秋元氏に”HKT王国”の”王”と認めてもらい、すでに九州遠征の7県ツアーを終え、今は「全国統一」ツアーの真最中である。このあと台湾、香港の海外ツアーが予定されている。秋元氏が言った「グループ最強のHKT48を率いてやって来る」日は近くなっている。

いずれ秋元氏も第一線を退くときが来るだろう。このとき”HKT王国”の”王”は”AKB48G王国”の”王”となってもおかしくないほど成長しているかもしれない。

したがって、指原は今あえてAKBに戻らなくてもいいのである。 待っていればおのずともっと大きな権限と地位が入ってくるかもしれないから。
(これはあくまで一指原ファンとしての誇大妄想であることをお断りしておく)

以上

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